2009年10月22日木曜日
アイコンよりも.proが既に使われていたことに驚いたよ
2009年9月26日土曜日
技術系イベントにおいて、若者の方がプレゼンが上手い理由
そういう傾向があるなーと漠然と思ってたんだけど、「文字が少ないスライドはなんとなく気恥ずかしい」という既成概念を持たないからなんだね。
会社や研究室でプレゼンをするより前にLLイベントとかのプレゼンを観る機会があれば、「そういうもん」だと思うからな。
逆に研究者のスライドは文字が多すぎるとずっと思ってたんだけど、あれは「ちょっと前の話が何だったか思い出せるように」という効果があるらしい。ふーむ。
2009年9月3日木曜日
「パターン、Wiki、XP」が描く一億総クリエイター時代?
「パターン、Wiki、XP」を読み終えた。約1ヶ月か。
『デザインパターン。Wiki。エクストリームプログラミング。
この、一件何の関係も無さそうな3つの概念の裏には、'60年代の建築家アレグザンダーの思想が関わっていた…!』
というアオリにどきどきしてしまう人は、買って損はない。以下は「ネタバレ」を含むので注意。
さて、本書はアレグザンダーが建築における「無名の質」を実現するために考えた、6条から成る「創造の原則」と、それを元に生まれたデザインパターン、Wiki、エクストリームプログラミングについて考察する。「無名の質」には明確な定義が存在しないが、歴史ある町並みの醸し出す「なんかいい感じ」のことを名付けられない性質、即ち「無名の質」と呼んでいるようだ。
では「無名の質」を備えた建築を人工的に作るには、どうすれば良いだろうか。このために考えられたのが以下の6つの「時を越えた創造の原則」だ。
- The principle of organic order(有機的秩序の原則)
- 〜participation(参加)
- 〜piecemeal growth(漸進的成長)
- 〜patterns(パターン)
- 〜diagnosis(診断)
- 〜coodination(調整)
まあ、部分から少しずつ、利用者が協力し合って、パターンを作りながら創作を進めればいい感じになるんじゃね、ということである(大ざっぱすぎるぞ)。
ただ気をつけなければいけないのは、結局アレグザンダーがこれを利用して無名の質を手に入れた、とは書かれていないところだ。どちらかというと、「アレグザンダーの無名の質を求める旅はこれからも続く…!(次回作にご期待下さい)」という状態のように見える。
だから「この原則に従えば無名の質が手に入る」ではなく、「この原則に従えばWikiやXPが実現したものが手に入る(かも)」と考えた方が良いのではないか。もちろん、それが無名の質なのだと考えることもできるが、無名の質自体が曖昧な概念なのでよく分からない。それでも、Wikipediaを初めとした成功を見れば、「時を越えた創造の原則」が持つ力には考えるだけの価値が充分にあることが期待できる。
6つのうち最も重要なのは「パターンの原則」なのだろうが、個人的には「参加の原則」が気になる。参加者が設計段階から関わるXP、参加者が実装者ですらあるWiki。アレグザンダーの描く未来はどのようなものなのだろうか?全ての人が、自分に必要なものを自分で作る時代?そういや森博嗣も最近、連載で「50年後は一般人が音楽を気軽に作成・アレンジできるようになる」とか予言してたな…。
(プログラマ的に)身近なところでは、集合知とか、CGMとかに興味のある人は一度読んでおくといいだろう。面白かった。
2009年8月2日日曜日
脳が劣化した
人間、20年以上も活動していると、脳のパフォーマンスだってピークを過ぎるのである。というと語弊があるけれど、少なくとも記憶の分野に関しては、特定の単語がどうしても出てこなかったりとか、中高生の頃はあまり無かった現象に悩まされている。
まあ、新品で20%しか使ってないHDDと、残りが20%でデフラグも難しいHDDの違いなんですかね。
最近困ったのは、「合意」を表すカタカナ単語が出てこなかったこと。たぶん「コン」から始まっていて、例文は「出席者一度の○○を得る」「業界ではこのような○○が得られている」みたいな。
…
「コンセンサス」か!!
ロボリスとの再会
あなたは「ロボリス」というゲームをご存じだろうか。
…と一応質問から始めたみたものの、答えが「NO」であることを実は確信している。あまりにマイナーだからだ。
「ロボリス」は、僕が小学生の頃、本屋で立ち読みしたパソコン雑誌に載っていたゲームだ。雑誌名は分からない。どのハードウェア用のゲームだったかも分からないし、そもそも商用なのか、フリーゲームだったのかすら分からない。
けれどゲームの内容だけは確かに覚えている。二つ組タイプの落ちゲーで、ロボットの上半身と下半身が別々に降ってくる。登場するキャラクターはゴジラ、ウルトラマン、ガチャピンなど(全然ロボットじゃない)。ロボットの上半身と下半身を揃えると、各キャラクターごとに設定された動作(右側を全部破壊するとか、左側・上・下を破壊するとか)を行う。
インターネットは広大だけど、全ての情報が載っているわけではない。何度か検索を試みたが、何も情報は得られないままだった。昔、2ちゃんねるに「パズル板」なるものができた頃に、落ちゲー関連のスレッドで尋ねてみたことがある。結果は、返信なし。
…
先日、何度目かのGoogle検索を試してみたところ、以下のページがヒットした。
どうもMSX用のフリーゲームだったらしい。実はガチャピンじゃなかったり、いろいろ記憶が違う点もあるけれど、それを確認できたことが嬉しい。
インターネットの良いところは、情報が増え続けていることだ。それは何も新しいものだけに限らない。過去の情報も、根気よく待てばいつかsearch engine reachableになる。
太陽と月は同じ天体ではない
…と聞いて、「何を言ってるんだ?」と思ったあなたはまだ世界を充分に知らない。
詳細は上のリンクをみて欲しいが、他の項目についても一応考えてみた。
- 月面は無重力ではない:これは知ってる。地球の6分の1ですね。ちなみに琵琶湖の面積も滋賀県全体の6分の1です(小学校で習う)。
- アポロは太陽の神:これも大丈夫。
- アポロ計画では6回、月に着陸している:回数は知らなかった。常識なのか…
- 日本列島は海に浮いていない:深く考えたこと無かったけど、海底で繋がってるんだね…。やばい。
あなたは大丈夫でしたか?
2009年7月30日木曜日
白MacBookの掃除
今のメインマシンは、遠くない未来にラインナップから消えそうな白MacBookなんですが(黒MacBookは消えてしまったね)、こいつは長年使ってると汚れる。どうしようもなく汚れる。「おい、ジョブズ、筐体の美しさをウリにしたMacBookがこれでいいのか?」と思うほど汚れる(いや、ちょっと大げさかも…)。
まあ、僕はそんなに綺麗さにこだわるわけではないのだけども、あんまり汚くなるのは嫌ですね。というわけで対策を調べてみた。
ふーむ。
2009年6月24日水曜日
Unicodeを活用したTODO管理方法
- ステップ1:とりあえず旗を並べる
- ステップ2:難易度をつける
- ステップ3:階層構造を作る
2009年6月7日日曜日
家に帰ってから「あの人だったのか!」と言われないための勉強会用名刺
2009年6月4日木曜日
「600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス 」
自炊erにとって無くてはならないレシピサイト、クックパッドの内部に迫る一冊。面白かった。
とにかく数ページごとにtumblrでQuoteしたくなる名言が埋め込まれてるので、詳細は本を読んでもらいたいが、とりあえず気になったとこを。
まずは会社の理念について。
- 会社設立の根底にあるのは、「心からの笑顔」を増やすこと。それが「食」というテーマと結びついて、クックパッドというサービスができた。
- 料理を楽しむことで、笑顔になってもらうことがゴール。極端な話、ユーザを増やすことすら第一の目標ではない(実際、最初の頃はサーバの負荷を抑えるため、なるべくユーザが増えないようにしていたという)
次に、徹底したユーザ目線のデザイン。
- ユーザのことを徹底的に考える。特に、UI設計に関するこだわりが異常。サイトの細部に至るまで、ユーザがどう感じるかを基準に調整されている。
- 例えば「白菜」という検索を行うときは、白菜が余っていて、大量に消費したいことが多いのだという。なので、白菜を多く使うレシピが上位に来るように調整している。
- このような微調整に欠かせないのがログの解析で、専用のツールを作ってユーザの導線を研究している。
- 「誰が見ても検索窓を見つけられなければならない」「広告が一番目立つとか論外」「説明が必要なサービスは、レベルが低い」
そして、ユーザと広告主の両方を満足させる広告戦略。
- 徹底したこだわりでユーザは100万人にまで増えたが、それだけでは食っていけないのがWebサービスの辛いところ。経営的に厳しい時代が何年も続いたという。そこから、「ユーザだけでなく、広告主の立場に立って考える」ことで、広告を受注できるようになった。
- 「献立に悩む人たち」と、「商品の良さを伝えたい人たち」の間をとりもつのが広告の役割。商品を利用したレシピのコンテストなど、ユーザと広告主の両方にメリットのある広告しか使わないという。
- 「80万人が年間に50億円消費する商品があったとする。これを55億円にすることを目標にするのではなく、あと8万人だけ多くの人に満足してもらおう、と考えるべき」
「良いものを作って満足してもらえば、自然とビジネスは成長するはず」なんて言葉があるけど、もっと積極的に、「満足してもらえ、かつビジネスとして成り立つことしかしない」という強固な意志がクックパッドを支えているようだ。
2009年4月20日月曜日
片手でMacBookのパッドで右クリックを行うライフハック
ちょっとコツがいるのだけど、
- 二本指でタッチして
- 親指でボタンをクリック。まだ離さないで!
- 親指は置いたまま、二本指を上げる。
- 親指を離す。
これでばっちり右クリックできるお!ウシシ。
という説明をしようと思ってたんだが、今説明用にやってみたら
- 二本指でタッチしながら
- ボタンをクリック
これでいいんじゃないか…俺の努力をかえせ。