2009年12月20日日曜日

2009年10月22日木曜日

アイコンよりも.proが既に使われていたことに驚いたよ

サイト名がIcones.proってどういうドメイン取ってるんだろと思ったら、そのものずばり

なんだね。.proというgTLDが導入されるという話は聞いたことあるような気がするけど、始まってたことには気づいてなかったよ。

google検索によると、5千万件くらいのサイトが.proで運用されている模様。一応 professionsの略だそうだけど、アイコンサイトは何のprofessionなのか…。

トップレベルドメインの一覧。

眺めていると、南極大陸のためのドメイン(.aq)まであることに驚く。googleでは6万2千件とさすがに少ない。(じゃあ北極は?と思った人、北極には大陸はありませんよ)

2009年9月26日土曜日

技術系イベントにおいて、若者の方がプレゼンが上手い理由

そういう傾向があるなーと漠然と思ってたんだけど、「文字が少ないスライドはなんとなく気恥ずかしい」という既成概念を持たないからなんだね。

会社や研究室でプレゼンをするより前にLLイベントとかのプレゼンを観る機会があれば、「そういうもん」だと思うからな。

逆に研究者のスライドは文字が多すぎるとずっと思ってたんだけど、あれは「ちょっと前の話が何だったか思い出せるように」という効果があるらしい。ふーむ。

2009年9月3日木曜日

「パターン、Wiki、XP」が描く一億総クリエイター時代?

「パターン、Wiki、XP」を読み終えた。約1ヶ月か。

『デザインパターン。Wiki。エクストリームプログラミング。

この、一件何の関係も無さそうな3つの概念の裏には、'60年代の建築家アレグザンダーの思想が関わっていた…!』

というアオリにどきどきしてしまう人は、買って損はない。以下は「ネタバレ」を含むので注意。




さて、本書はアレグザンダーが建築における「無名の質」を実現するために考えた、6条から成る「創造の原則」と、それを元に生まれたデザインパターン、Wiki、エクストリームプログラミングについて考察する。「無名の質」には明確な定義が存在しないが、歴史ある町並みの醸し出す「なんかいい感じ」のことを名付けられない性質、即ち「無名の質」と呼んでいるようだ。

では「無名の質」を備えた建築を人工的に作るには、どうすれば良いだろうか。このために考えられたのが以下の6つの「時を越えた創造の原則」だ。

  • The principle of organic order(有機的秩序の原則)
  • 〜participation(参加)
  • 〜piecemeal growth(漸進的成長)
  • 〜patterns(パターン)
  • 〜diagnosis(診断)
  • 〜coodination(調整)

まあ、部分から少しずつ、利用者が協力し合って、パターンを作りながら創作を進めればいい感じになるんじゃね、ということである(大ざっぱすぎるぞ)。

ただ気をつけなければいけないのは、結局アレグザンダーがこれを利用して無名の質を手に入れた、とは書かれていないところだ。どちらかというと、「アレグザンダーの無名の質を求める旅はこれからも続く…!(次回作にご期待下さい)」という状態のように見える。

だから「この原則に従えば無名の質が手に入る」ではなく、「この原則に従えばWikiやXPが実現したものが手に入る(かも)」と考えた方が良いのではないか。もちろん、それが無名の質なのだと考えることもできるが、無名の質自体が曖昧な概念なのでよく分からない。それでも、Wikipediaを初めとした成功を見れば、「時を越えた創造の原則」が持つ力には考えるだけの価値が充分にあることが期待できる。

6つのうち最も重要なのは「パターンの原則」なのだろうが、個人的には「参加の原則」が気になる。参加者が設計段階から関わるXP、参加者が実装者ですらあるWiki。アレグザンダーの描く未来はどのようなものなのだろうか?全ての人が、自分に必要なものを自分で作る時代?そういや森博嗣も最近、連載で「50年後は一般人が音楽を気軽に作成・アレンジできるようになる」とか予言してたな…。

(プログラマ的に)身近なところでは、集合知とか、CGMとかに興味のある人は一度読んでおくといいだろう。面白かった。

2009年8月2日日曜日

脳が劣化した

人間、20年以上も活動していると、脳のパフォーマンスだってピークを過ぎるのである。というと語弊があるけれど、少なくとも記憶の分野に関しては、特定の単語がどうしても出てこなかったりとか、中高生の頃はあまり無かった現象に悩まされている。

まあ、新品で20%しか使ってないHDDと、残りが20%でデフラグも難しいHDDの違いなんですかね。

最近困ったのは、「合意」を表すカタカナ単語が出てこなかったこと。たぶん「コン」から始まっていて、例文は「出席者一度の○○を得る」「業界ではこのような○○が得られている」みたいな。

「コンセンサス」か!!

ロボリスとの再会

あなたは「ロボリス」というゲームをご存じだろうか。

…と一応質問から始めたみたものの、答えが「NO」であることを実は確信している。あまりにマイナーだからだ。

「ロボリス」は、僕が小学生の頃、本屋で立ち読みしたパソコン雑誌に載っていたゲームだ。雑誌名は分からない。どのハードウェア用のゲームだったかも分からないし、そもそも商用なのか、フリーゲームだったのかすら分からない。

けれどゲームの内容だけは確かに覚えている。二つ組タイプの落ちゲーで、ロボットの上半身と下半身が別々に降ってくる。登場するキャラクターはゴジラ、ウルトラマン、ガチャピンなど(全然ロボットじゃない)。ロボットの上半身と下半身を揃えると、各キャラクターごとに設定された動作(右側を全部破壊するとか、左側・上・下を破壊するとか)を行う。

インターネットは広大だけど、全ての情報が載っているわけではない。何度か検索を試みたが、何も情報は得られないままだった。昔、2ちゃんねるに「パズル板」なるものができた頃に、落ちゲー関連のスレッドで尋ねてみたことがある。結果は、返信なし。

先日、何度目かのGoogle検索を試してみたところ、以下のページがヒットした。

MSXFANS1994-4

どうもMSX用のフリーゲームだったらしい。実はガチャピンじゃなかったり、いろいろ記憶が違う点もあるけれど、それを確認できたことが嬉しい。

インターネットの良いところは、情報が増え続けていることだ。それは何も新しいものだけに限らない。過去の情報も、根気よく待てばいつかsearch engine reachableになる。

太陽と月は同じ天体ではない

…と聞いて、「何を言ってるんだ?」と思ったあなたはまだ世界を充分に知らない。

山本弘のSF秘密基地BLOG: アポロ陰謀論とかいう以前に

詳細は上のリンクをみて欲しいが、他の項目についても一応考えてみた。

  • 月面は無重力ではない:これは知ってる。地球の6分の1ですね。ちなみに琵琶湖の面積も滋賀県全体の6分の1です(小学校で習う)。
  • アポロは太陽の神:これも大丈夫。
  • アポロ計画では6回、月に着陸している:回数は知らなかった。常識なのか…
  • 日本列島は海に浮いていない:深く考えたこと無かったけど、海底で繋がってるんだね…。やばい。

あなたは大丈夫でしたか?